昨日はついてるレオの日記 で
一冊の小説
冒険小説って
自分が主人公になると
ワクワク
面白いですね!
自分がそこの土地を旅している!
そんな楽しい気分になります
そうそう、その小説を描いた中心の場所は
アフリカのモロッコからエジプト
つまり、イスラム文化圏なのですね。
今日のついてるレオの日記は、
久々学術的なお話
やたら長い
世界史のお話になりますが
ヘレニズム時代(BC2世紀〜BC1世紀)
学術の中心は、アテナイからアレクサンドリア
(カイロに継ぐエジプト第2の都市)に移りました。
イスラム文明は、ギリシャの科学を
継承するとともに、ペルシャやインドの
科学的知識も吸収して独特の科学をつくりました
たとえば、
プトレマイオスの天文学書『アルマゲスト』は
ギリシャ語からアラビヤ語に翻訳されました。
プトレマイオスについて 詳しくはこちら
↓
【ブログ】ついてるレオさん"ハッピー日記"
科学のお話!(2) 天文学編 (11 8 2008)
さらには、アリストテレスの哲学や科学の著書
ヒポクラテスやガレノスの医学書、
エウクレイデスの『数学言論』なども翻訳されました。
特に、インドの有名な天文学書『シッターンタ』も
アラビヤ語で読めるようになったが、この書では
インド数字が使われていました。
インド数字の特徴は「0」(ゼロ)を持っていたので、
このゼロの発明は数学のレベルを一気に高く引き上げました。
それから、天文学において、
アルリファル・ガーニーは
『天体の運動と天文知識の要綱』
アル=バッターニーは
「球面三角法」を駆使して〈黄道の傾斜〉また、
アルゲサルは〈惑星の楕円軌道〉を明らかにし、
近代天文学への道程をつくりました。
測量においては「三角法」がインドからイスラムに伝わり
代数学(英語で algebra 「アルジェブラ」はアラビア語のアル=ジャブル)が誕生、
新しい科学としては「光学」が生まれ、
イスラム医学もインドやギリシャの医学を継承し発展しました。
ただし、イスラム文明において大いに発展しながら
皮肉なことに科学まで行きつかなかったのが
「化学」なのですね。
それは、この学問が錬金術と共に発展したために、
さまざまな知識が単に知識としてとどまらざるを
得なかったのですね。
今、「化学」は英語で「 chemistry ケミストリー」と呼びますね。
これは、「キーミアー」というアラビヤ語から来ています。
これに冠詞をつけた「アル・キーミアー」は
英語では「 alchemy アルケミー」となります。
これは「錬金術」
錬金術は他の物質から金をつくるという
「物の質を変える秘法」ですが、
ここには非合理的な呪術師的な発想がともなうために
残念ながら体系化された科学にはなれなかったのですね。
ただし、このように
大きく発展したイスラム科学は、
17世紀以降、
西ヨーロッパの近代科学
(注)実際には、西ヨーロッパの近代科学の発展の波は
17世紀と19世紀の二つの波があります!
[関連記事] お時間があればどうぞ
まずは こちらは必ず(笑い)
【ブログ】ついてるレオさん"ハッピー日記"
“ついてるレオの日記”を10倍楽しむ方法 (10 31 2007)
科学のお話!(1) 天文学編 (11 7 2008)
科学のお話!(2) 天文学編 (11 8 2008)
科学のお話!(3) 数学編 (11 9 2008)
科学のお話!(4) 数学編 (11 10 2008)
(参考)
「宗教が生まれた話」−前編 (10 3 2008)
「宗教が生まれた話」−中編 (10 4 2008)
「宗教が生まれた話」−後編 (10 5 2008)
「哲学はどうして生まれたのか?」−前編 (10 17 2008)
「哲学はどうして生まれたのか?」−中編 (10 18 2008)
「哲学はどうして生まれたのか?」−後編 (10 20 2008)
たっぷりお時間があって興味があればお読みください(笑い)
面白いかも?!
【追伸で〜す】
アルケミスト
(alchemist 錬金術師)の話に到るまで
想定外に(笑い)すごく長くかかってしまいました
「錬金術というのは
怪しい学問だった」
と言えば一言
忍耐強く(?!)
読んでいただいて
ありがとうございます(笑い)
ちなみに、今日使われている
アルコール、アルカリ、 アマルガム、アニリン、
アンチモン、バルサム 、カリ、 カリウム、
カンフル、 ナトリウム、サッカリン、シロップ、
ソーダ、 タルク、 ドラッグ・・・など
化学物質や化学関係の言葉は
いずれもアラビヤ語なのですね
今日はいい日だ!
8月10日
ついてるレオさん

