2008年02月22日
母の教え
斎藤一人全国講演会(4)
ひとりさんのお母さんって
どんな人だったのでしょうね?!
続いて、母の教え という話をします。
これは、わたしの母が
わたしに教えてくれたことです。
実は、私は中学校しか出てないんです。
誰も知らないと思うけど(会場爆笑)
あっ、全員知ってますね、
あっ、本読んでるからね(笑い)
もっと本当のことを言うと、
中学校もろくに行っていないんです!(笑い)
知らない人は、
「一人さん、学校嫌いですか?」というんですけど
「実は、わたしが学校は大好きです。
ただ、起きると昼でした(会場爆笑)
目が覚めるとすぐに学校に行きます。
良い子はみんなそうです(笑い)
そして学校でみんな集まって
「わっ〜」と盛り上がると
すぐに帰ります。(笑い)
遅れた分を早退で取り戻す(会場爆笑)
バランス感覚のすぐれた子供でした」
それで、母は私のことを怒らない人でした。
ちょっと恥ずかしいですけど、
わたしのことを“僕ちゃん”と呼ぶのですけど
「僕ちゃんぐらい、学校に向かない子はいないよね。
僕ちゃんは学校に向かないから、社会向きなのよ。
だから必ず出世するよ。
人間は神さまが作ったものだから、
何にも向かない人はいないんだよ。
だって、僕ちゃんぐらい学校に行かない人は
珍しいよね。
お母さん楽しみにしているよ」(会場爆笑)
それから、わたしは本ばかり読んでいたから、
「将来、何になりたい」って聞かれて
「僕ね、考古学者になりたい」っていったの。
そしたら
「おまえ、それはいいね。」
その後、“すばらしいこと”を言ってくれました。
「でもさ、どんな発見しても
所詮、過ぎたことだからね」(会場爆笑)
あれで、やる気をぐっとなくしました。(会場爆笑)
母は大人だから、学校も行かないで
学者になれるとは思っていないのね。
だから、やんわりと
方向転換させてくれたのですね。
今考えるとありがたいことです。
そんな明るい学生生活を送っていると(笑い)
卒業式になりました。
あの日は非常にうれしかったです。
わたしは卒業式の日にいろんなことを考えました。
「義務教育は終わった。国民の義務は果たした」(会場爆笑)
そして、母は私に“はなむけの言葉”を送ってくれました。
わたしは何にもしなかったので特技がなかった。
そのわたしに
「僕ちゃんね、すごい得していることがあるんだけど、
わかる?」
「わかんない」と言うと
「僕ちゃん、特技がないから得なんだよ。
なまじ特技があるとそれを生かそうとするから
世間が狭くなる。
僕ちゃんは特技がないから、何でもできる(笑い)
だから、僕ちゃんは
時代に合ったことをしていなさい。
そしたら困ることないよ」
そんなことをしてるうちに、
わたしのお弟子さんになりたいと言う方があらわれた。
非常に変わった人だと思います(笑い)
「うちの母だったら、お弟子さんをどう褒めるだろうか?」
そうやって考えて褒めていたら、
ひとりずつ本を出せるようになった。
先ほどの素晴らしい講演もありがとうございました。
人を褒めることの大切さを教えてくれた
わたしは母に感謝しています。
ありがとうございます。 (会場拍手)
(続く)
『斎藤一人全国講演会』
(千葉 青葉の森芸術文化ホール 9 23 2005)
【追伸で〜す】
講演会!
盛り上がってきましたよね!(笑い)
さて、次回は“幸せの道!”
感動のお話です!
“ハンカチ”がいるかも・・・?!
今日も素敵な1日になりますよ!(^.^)
2月22日
ついてるレオさん
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