2014年06月10日
英語上達のヒント! (4)「内在化」のお話
梅酒づくり
ハッピー(笑い)
さて、今日から再び
テーマ「英語上達のヒント❗」に戻ります
よろしくお願いします(笑い)
日本の伝統的な英語教育は
視覚に重点が置かれ、
音声面が軽視されている
これでは、よくないかも(笑い)
私たち日本人は
日本で生まれ
日本で育ったので
日本語をベースにした
思考脳(=「日本語脳」)
が出来上がっています。
日本語を聞いた瞬間に理解し、
考えた瞬間に日本語にして
話すことができる。
その結果、複雑な言語活動を
無意識にこなしているのですね。
ここで、ヒトが言葉を理解するプロセスを紹介します。
ヒトの言語というのは
大脳の中のある特定のプロセスを経て
初めて理解される。
インプットされた言語刺激は
大脳で処理されて
蓄積されていきます。
大脳内のこのプロセスについて説明します。
ちょっと込み入った話ですが
めっちゃ大切な話なので
ぜひ顔晴って
理解して下さい(笑い)
大脳の中には、
言語中枢(げんごちゅうすい)があり
2つの領域にわかれています。
1つは、
「言語を受身的に理解すること」を担当している領域
発見者の名前をとって
「ヴェルニケ中枢(言語理解領野)」と呼ばれています。
他人が話した言葉はここに入って理解されるのです。
もう1つの領域は、
「言語を能動的に使うこと」を担当している領域
同じく発見者の名前をとって
「ブローカー中枢(言語運動領野)」があります。
ここでは、
のどや唇、舌などを動かして
言葉を発する指令がなされます。
この2つが隣り合わせにあって、
お互いに相互作用(フィードバック)
しながら機能している。
ここまで、よろしいですか(笑い)
たとえば、何かに書かれた文字を見ると
目から入ったそのメッセージは
「ヴェルニケ中枢」へ送られて理解します。
そして、今度は
それを口にだして音声化してみようとすると
そのメッセージは
「ブローカー中枢」へ伝えられ、
ここでメッセージは音声という媒体を用いて
発信するよう指示を受けます。
そうすると
今まで目で理解されていた視覚言語が
音声言語化されて、
口から音声を発することにあるのですね。
そうして発せられた音声を
自分の耳で聞き、再び
「ヴェルニケ中枢」でその正否を確認する。
言語能力を蓄積していくには
この2つの中枢の連携を活性化させて
常にメッセージが循環するような回路が必要なのです
2つの中枢間での
「相互関連」(interaction)を頻繁に引き起こす
こうすれば、知識が、単に
受け身の知識でなく、
能動的に使える知識となって身につくのです。
このことを「内在化」(internalize)といいます
(参考)「身体の中にたたき込む」という意味
日本の伝統的な英語学習が
視覚による受け身の学習に偏っていただめに
能動的に使える知識となっていなかったのですね。
ここまで、よろしいですか (^.^)
(続く)
【追伸で〜す】
今日のお話
日本人が英語を話せない
その究極の原因だったかも(笑い)
次回「英語上達のヒント! (5)では
「知的記憶」と「運動記憶」のお話を紹介しま〜す
さて、今日も
自分の機嫌は、自分でとって(笑い)
上気元で顔晴りましょう (^.^)
今日はいい日だ!
6月10日
ついてるレオさん
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