2012年10月20日
ユダヤ教のお話! 後編
モーセの『十戒』(じっかい)は
『神との契約』"律法"だった
この同一の神を信じている
からこそ人間はお互いに信用できる(笑い)
「ユダヤ教」はどのような宗教
セム族の一神教のなかでも、
もっとも早く今日の形をととのえた
それが『ユダヤ教』
「ヤハウェ」の神は
「普遍性」を主張する
この神の信仰から後に、
「キリスト教」や「イスラム教」
といった「世界宗教」が誕生します
しかし みなさんもご存じの通り(笑い)
「ユダヤ教」の場合は、
イスラエルの民を
選民として"契約"を結んでいる
だから今でも「民族宗教」なのです。
原則として布教(ふきょう)も行なわない。
でも、「民族宗教」といっても、
ユダヤ人は人種ではないのです。
セム族と言われるが、
イスラエルのユダヤ人には、
白人もいれば、黒人も、黄色人種もいる。
要するに、ユダヤ人とは
「ユダヤ教を信じる人」なのですね。
最後に、
一般の「民族宗教」は、
民族と運命を共にします。
だから、
民族が悲運に遭あうと
「国が滅び神もまた滅びる」という
悲しい運命を辿(たど)ります。
しかし、
「ヤハウェ」の場合は、
BC8世紀ころに
イザヤなど預言者が現われて、
神の性格を倫理化した。
「ヤハウェ」は
民衆に受け入れられて
ユダヤ教は滅びることなく存在した。
それによって
世界宗教を生み出す母胎(ぼたい)となったのです (^.^)
PS
この後、ユダヤ人は、
ユダヤ戦争(BC66〜70)後、
亡国そして離散(ディアスポラ diaspora)
初めはシリア地方(ローマ帝国)や
メソポタミヤ地方(サーサーン朝ペルシャ)に住み
10世紀ごろ スペインへ移住。
ポーランドやリトアニア(東ヨーロッパ)をへて、
今日イスラエル共和国(1948年独立)が建国
アメリカ合衆国にも多く住んでいます。
このようにユダヤ人は、長い間
他民族のもとで客人民族として
生活をしなければならなかった
そのために
『タルムード』
(6世紀に文章化された、
彼らの聖書である
モーセの五書の注解の集大成)
による独特の生活習慣と
精神的態度を身につけるようになりました (^.^)
【追伸で〜す】
特集「ユダヤ教のお話」
3回にわたりお読みいただいて
感謝してます
次は「イスラム教のお話」の予定です(笑い)
そうそう、今夜から明日にかけて
オリオン座流星群が極大 だそうです。
実は、今朝の午前0時ごろから
15分ほど家の寝室から
東の空を見上げていました。
オリオン座を中心として
星がたくさん輝いていました
週末エンジョイですね
さて、今日も
当たり前のことに感謝して(笑い)
上気元で顔晴りましょう (^.^)
今日はいい日だ!
10月20日
ついてるレオさん
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彼らにとっては宗教は生きる術ですから。
私たちはやおよろずの神様に感謝して生きていきましょう!(^∇^)
は〜い こちらこそ(笑い)
「宗教は生きる技術」
素敵な言葉ですね
私たちは"たくさんの神様"に
感謝ですよね(^.^)