
一人さんとみっちゃんは
今日の目的地

(参考)
【ブログ】ついてるレオさん"ハッピー日記"

神的な生き方! 素敵な Scene2 ( 9 16 2011)
神的な生き方! 素敵な Scene3 ( 9 17 2011)
素敵な Scene4の出だしは…
車

周囲を取り囲む木々の葉が
さわやかな風にふかれ、
心地よい音を響かせています。
ちょっと歩くと、すぐ、
のっぽの白い塔が見えてきました。
「ほら、あれが"一人さんの塔"

一人さんは塔を指さしてそう言うと、
足早に前へ進みます。
みっちゃんも
一生懸命

後からついていきます。
ところが、あれれ、
一人さんは塔を通過して
そのまままっすぐ前進するのです。
です(笑い)
一人さんの足が止まった場所
「まぁ、ここは


先に感嘆の声をあげたのはみっちゃん


眼下には丘の緑が広がり、
遠くのほうには空と海をわかつ水平線。
その間で、
さざ波が太陽の光を受けて
ダイヤモンド

「一時期、オレ、よくここに来てた。
この景色が好きでさ。
久しぶりに来たけど、やっぱりいいよな 」

波の光を見るみっちゃんの目は、キラキラ

「いつかまた、ここに来ような」
「うん」
− − − − − − −
月日は流れ、みっちゃんは20歳を過ぎました。
保育士になろうと
国家試験の猛勉強

必須科目のピアノが上達しない、
結局、みっちゃんは
保育士になるのをやめました。
みっちゃんを正社員として
雇ってくれる会社が一つもない
おねえちゃんは
ちゃんと会社に就職してるのに、
私はいつまでたってもプー太郎

みっちゃんに手ごわいヤツが襲います
「自分はダメなんだ」

「何もできない人間なんだ」

みっちゃんは
ノイローゼと"うつ"のダブルパンチ


ご飯も受けつけない、
夜も眠れない、
みっちゃんの体はまたたくまに衰弱

ヤセて、まるで骨と皮だけになってしまいました。
床にふせたまま
良くなるきざしもなく
時間がばかりがすきていく
いっそ、この世から消えてしまおうか

そこまで自分を追い込んでしまったみっちゃん
そんなみっちゃんにある不思議な現象

前夜に一睡もできなくて、
昼間ベッドのなかで目を閉じていると
まぶたの裏に、
もう長いこと会っていない
一人さんの顔

もし、一人さんが今ここにいたら、何て言うかな

みっちゃんが、ふと、
そんなことを思った、
そのとき この言葉

本当はね、誰でも光れるんだよ。
人は心のなかに魂という光があるからね

金メッキもしないで死んじゃったら、
魂がかわいそう。
このままじゃいけない!
なんとかしなきゃ、一人さんに会わなきゃ!
半年後 みっちゃんのいとこの結婚式

「一人さんも結婚式に出るんだって」
お母さんの言葉を聞き
「半年後のいとこの結婚式までに歩けるようになる

みっちゃんはそう心に決めて
少しずつ食事を取る努力

(続く)
【追伸で〜す】
次回の日記は、
その半年後のお話
きっとハンカチ

台風15号(ロウキー)くんと
秋雨前線のダブルの影響で
こちらは今朝から大雨

でも、気分は絶好調です

さて、今日も
自分の機嫌

笑顔で顔晴りましょう (^.^)
今日はいい日だ!
9月20日
ついてるレオさん
