2010年03月10日

日新公いろは歌!−中編

いにしえの道.jpg

 「素晴らしい国 日本!」
 第23回は「日新公いろは歌」ぴかぴか(新しい)

 今日は中編ですexclamation×2

 23 (中編)


 【ら】 楽も苦も時過ぎぬれば跡もなし  
     世に残る名をただ思ふべし

    (どんな人生の苦楽も、過ぎてしまえば
     それまでであるが、自分の行ってきたことは
     いつまでも残るものなので
     後世にのこる名誉こそ尊ぶものである)


 【む】 昔より道ならずして驕(おご)る身の  
     天の責めにし遇はざるはなし

    (道理に従わず生きてきたものは皆、
     天の責めを受けて苦しい立場に
     追いやられるものである)


 【う】 憂かりける今の身こそは前の世と  
     おもへば今ぞ後の世ならん

    (辛い事の多い今の世は
     前世の行いの結果であると考えれば、
     現世での行いこそ後世の原因となるであろう)

 (参考) カルマの話ぴかぴか(新しい)に関連がありますね。

 【ブログ】ついてるレオさん"ハッピー日記"リゾート
  人生の旅! (12 18 2008)


 【ゐ】 亥に臥して寅には起くと夕露の  
     身を徒にあらせじがため

    (亥の刻(午後10時)には就寝し、
     寅の刻(午前4時)にはおきて働くのは、
     露のような自分の身を無駄なことに用いさせず
     自分の務めを一生懸命果たすためである)


 【の】 遁(のが)るまじ所をかねて思ひきれ  
     時にいたりてすずしかるべし

    (どうしても逃れられないような時でも、
     常に思い切るように心がけていれば、
     時が経ってから清々しい気持ちになれるのである)


 【お】 おもほえず違ふものなり身の上の  
     欲をはなれて義を守れ人

    (人は思わず道から外れそうになるので、
     自分の欲をはなれて正義を
     守るようにしなければならない)


 【く】 苦しくと直道を行け九曲折の  
     末は鞍馬のさかさまの世ぞ

    (どんなに辛い事があっても、正しい道を進め。
     もし苦しいことに負けて、曲がった事を行えば、
     末はさかさまの世になって我が身を滅ぼすことになる)

 (参考)
 【ブログ】ついてるレオさん"ハッピー日記"もうやだ〜(悲しい顔)
 苦悩の法則! (11 27 2009)


 【や】 やはらぐと怒るをいはば弓と筆  
     鳥に二つの翼とを知れ

    (「和らぐ」と「怒る」という2つの心の面は、
     武の道の弓と文の道の筆のようなものである。
     ちょうど鳥に2枚の翼があるように、
     どちらもかかすことが出来ない大事なものである)


 【ま】 萬能も一心とあり仕ふるに  
     身ばし頼むな思案堪忍

    (能力に恵まれていても、心が正しくなければ
     その才能におぼれることになるので、
     常に慎重な配慮をしまた忍耐することが大事である)


 【け】 賢不肖用ひ捨つるといふ人も  
     必ずならば殊勝なるべし

    (賢者を用い、不肖なものを捨てるというのは難しいが
     それが適切に行われているのは感心なことである)


 【ふ】 無勢とて敵を侮(あなど)ることなかれ  
     多勢を見ても恐るべからず

    (戦場において、敵が少数であるからといって
     侮ってはならないし、逆に大軍であっても
     決しておそれてはならない)


 【こ】 心こそ軍する身の命なれ  
     揃(そろ)ふれば生き 揃(そろ)はねば死す

    (武士にとっては心が大切である。
     心が一致すれば、生き延びることができるが、
     そうでなければ死を招く)


 【え】 廻向(えこう)には我と人とを隔つなよ  
     看経はよししてもせずとも

    (戦死者を)弔うのに、
     敵・味方の区別があってはならない。
     読経はしてもしなくてもよいが、
     手厚く葬らなくてはならない)

 
 【て】 敵となる人こそは我が師匠ぞと  
     思ひかへして身をも嗜(たしな)め

    (敵となる人は多いに
     警戒しなければならないが、
     出来る事なら、その人をも
     自分の師匠として学ぶべきは取り入れ、
     欠点は自分を省みるための鏡にしなければならない)

 (参考)
 【ブログ】ついてるレオさん"ハッピー日記"ぴかぴか(新しい)
 映し鏡の法則! (11 24 2009)


 【あ】 明きらけき目も呉竹のこの世より  
     迷はばいかに後の闇路は

    (あきらかなこの世において、
     いろいろ迷っていたら、
     死後の闇路はどうなるだろう。
     いよいよ迷うことになるであろう。
     信仰の道を究めて迷いの無い人生を送るべきである)


 【さ】 酒も水流れも酒となるぞかし  
     ただ情あれ君が言の葉

    (中国に、部下が献じた酒を水に流して、
     それを下流で飲ませた所、
     士気が多いに上がったという故事がある。
     このように、君たるものは、部下に対して
     情けある言葉をかけるようにしなければならない)


 【き】 聞くこともまた見ることも心柄  
     みな迷ひなり みな悟りなり

    (我々が見聞するものは、
     全て受け取る側の心がけ次第で
     迷いになったり、悟りになったりするものだ。
     常に優れたものを受け入れる
     心構えをしておくことが必要である)


 (続く)


 【追伸で〜す】

 今日はここまで(笑い)

 お疲れ様

 「日新公いろは歌」
 明日が後編になります手(チョキ)

 さて、今日も寒い一日ダッシュ(走り出すさま)になりそうですが
 寒い日もエンジョイハートたち(複数ハート)

 笑顔ぴかぴか(新しい)で顔晴りましょう (^.^)

  今日はいい日だ!

 3月10日

 ついてるレオさん 揺れるハート

posted by ついてるレオ at 08:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 素晴らしい国 日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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