
「素晴らしい国 日本!」
第16回「江戸しぐさ

「江戸しぐさ」は
まだまだあります

後編で〜す(笑い)
16 続編
『肩引き』

狭い路地ですれ違うときは
右肩、右腕を後ろに引いて
互いにぶつからないようにする。
もし、肩引きもできない狭さなら・・・
『カニ歩き』ですれ違います。
それから、マナーというよりは躾の話ですが
『三つ心、六つ躾、九つ言葉、
十二文、十五理で末決まる』
3歳までに素直な心を、
6歳になるとその振る舞い、
9歳では人様の前でも恥ずかしくない言葉遣い、
12歳ではきちんとした文章、
15歳にもなると物の道理がわかるようにするということ。
『お心肥やし』

江戸っ子は
「教養豊かでなければならない」
ここでいう教養とは
「読み、書き、そろばん」のほか
「見る、聞く、話す」なども含まれました。
人の心が育っていなければ、
一人前の商人と見なされなかったのですね。
考え方編では・・・(笑い)
『尊異論』
人は異なっていて当り前。
違いを尊重して受け入れる。
『結界わきまえ』
自分の立場、力量、器量を
客観的に把握しておくこと。
『陽にとらえて』
何事も明るい方向に
とらえて対処する
行動編では・・・
『即実行』
江戸しぐさの基本姿勢。
まずやってみて、やりながら考える。
そして改善すべきところは
どんどん改善していく。
『はいはい』
物事を頼まれた時の返事は「はい」

一人前の大人に返事を繰り返すことは、
目上の人に向かって念を押す行為と受けとられ、
失礼なこととされていました。
『打てば響く』
江戸っ子は
「すばやく対応すること」

初対面であっても
当意即妙に掛け合いをし、
相手を見抜く眼力が良しとされ、
その切れ味が真骨頂とされました。
「江戸しぐさ」の種類はまだまだ
たくさんありますね。
最後に、このような
「江戸しぐさ」を身につけている人のことを
「粋」(いき)

その反対に、身につけていない人は
「野暮」(やぼ)

現代でも、
私たちは「粋」(いき)

[参考書籍]
まんがではこちら!

「江戸しぐさ」入門 マンガ版―イキで素直にカッコよく
新潟江戸しぐさ研究会 (著), 斉藤 ひさお (イラスト)
文字で読みたい方はこちら!

商人道「江戸しぐさ」の知恵袋
越川 礼子 (著) 講談社プラスアルファ新書

江戸の繁盛しぐさ―イキな暮らしの智恵袋
越川 禮子 (著) 日経ビジネス人文庫
さらに江戸しぐさの歴史的背景、ルーツなど
深く学びたい人はこの本ですね!
【追伸で〜す】
あっ、こんなのもあります
『うかつあやまり』
人様の足を踏んでしまったら
素直に「ごめんなさい」と謝り、
踏まれたほうも
「こちらこそ、うかつでした」
あっ、これが縁で恋

発展することもあるかも?(笑い)
それはそれとして・・・
まさに「粋」に生きる人

根底に
「常に相手に対する思いやり」
「共存の精神」があるのですね。
今日も元気に笑顔

今日はいい日だ!
2月16日
ついてるレオさん

目から真珠、いや、うろこです!!(^0^)
江戸っ子ってただ、てやんでいとかいうかたかとおもっていました。すばらしいです!!
いいですね〜。
粋ですね〜o(*^▽^*)o♪
掃除の話も、
となり三尺、とかって
聞いてから、
お隣も、前もうしろのおうちも
するようになりました。
いいお話でした。
ありがとうございますヾ(=^▽^=)ノ
そうそう「粋に生きる」はこのように生きること(笑い)
「てやんでい」も威勢があっていいですよね
コメント感謝しています (^^♪
江戸しぐさ 素敵ですよね!
えっ、まるさん 「となり三尺」やってるのね!!
ハッピー(笑い) こちらこそ です (^.^)