2009年08月15日
「素晴らしき哉、人生!」(4) 最終回
(前号までのあらすじ)
兄は、2級天使により
自分がいない世の中を
自ら体験することになります。
そして、ふと最愛の妻のことが
脳裏に浮かび、
天使に妻のことをたずねます。
第4話 最終回
「妻は、未婚だよ。
図書館で働いている。」
兄は、図書館に走る。
図書館まで来ると、
今度は、自分の奥さんが
図書館から出てくるところです。
そこで、その女性に、
彼女の名前を呼んで近づいていくと
彼女は恐れて逃げる!
走りよって、兄は
「ジョージだ わかるだろ?」
彼女は
「放して!」
兄は、
「頼む 逃げないで 子供たちは?
君が必要だ」
彼女は叫び、まわりのひとに
助けを求めながら、
逃げ惑う!
兄は、自分を制止しようとする
大人たちや
警官をふりきって
町にある、自殺をしようとした
大きな橋にたどりつき、こう叫ぶ!
「クラレンス!
助けてくれ!
元の世界に戻りたい
もう何も恐れない
妻と子供のもとへ
クラレンス 助けてくれ!
もう一度生きたい!
もう一度生きたい!」
そこに一台のパトカーが到着して
一人の警官が車から降りて近づく!
第一声は・・・
「ジョージ!」(兄の名前です)
兄は
「知ってるのかい?」
警官は
「当たり前だ 町じゅうさがしたぞ」
The End
【追伸で〜す】
その後、彼は、
妻と子供のもとに飛びかえり
クリスマスを祝う!
町じゅうの人から愛されているジョージは
その後“とんでもない奇跡”が起こります!
この世の中、自分一人くらい
いてもいなくても
どうでもいいと思っていても
自分一人がいないというだけで
こんなに世の中がガラッと変わるのですね。
そうそう、連れ添うには
こういう奥さんがいいな!(笑い)
4話にわたり
お読みくださって
感謝しています (^.^)
今日はいい日だ!
8月15日
ついてるレオさん
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