2008年09月10日
この本、感動しました!−前編
久々に感動する本に出会いました
その本は『発酵道』
著者は「寺田本家」の当主!
寺田 啓佐(けいすけ)さん
電化製品の営業マンから
1974年に 300年続く
千葉の老舗の造り酒屋に
婿入りします。
その後、自分流に懸命に
仕事に励みますが、
経営がうまくいかず
1985年、経営の破綻
さらに自身の病気を
きっかけに
自然酒造りに転向
現在、
自然酒「五人娘」や
純米自然酒「香取」
発芽玄米酒「むすひ」など
健康に配慮したユニークな
お酒を製造販売されています。
そして、彼は、
酒蔵の微生物の活動から
人間の生き方を学ばれたのです
ところで、菌というと
「汚い、臭い、気持ち悪い」と
日本では3Kで嫌われていますよね。
現在の抗菌、滅菌、殺菌と
汚いものを排除しようとする
社会に生きていると
ホントそう思いますよね。
しかし・・・
私たちがいくら菌を嫌っても
菌はいたるところにいるそうです
だれのおなかにも、
数百種類、約100兆個の
腸内細菌がいる。
(優勢な菌がいっぱいいてほしいですよね。
腐敗菌がいっぱいいたら大変です(笑い)
皮膚の表面だって、
1平方センチメートル内に
平均約100万個の皮膚常在菌がいる。
そして、この菌がいるから、
皮膚は守られているのですね。
常在菌が皮脂を分解してくれて、
皮膚のphを弱酸性に
調整してくれているのです。
お酒造りの話に戻しますが(笑い)
日本酒は、「発酵」の力によって
造られているのですね。
「発酵」とは味や香りを変化させながら、
腐ることなく熟成させていくものです。
さまざまな微生物や
それらが生産した酵素の働きによって
有機化合物が分解され、
別の物質を作り出す現象をいいます。
ただし、その過程でできた物質が
人間にとって有益なら「発酵」と呼ばれ
有害なら「腐敗」と呼ばれます。
(続く)
【追伸で〜す】
「発酵」と「腐敗」という2つのファクター!
どうも相対するものですね!
人間に例えると
ひとりひとりが
「発酵」という形で
自分を生かしながら
社会と共存して生きれればいいですよね。
だけど、最近、どうも
テレビでは凶悪事件が報道され、
世界中、紛争や飢餓、貧困、病気はやむことがなく、
自然破壊、環境破壊も進んでいますよね。
これは、どうも
「腐敗」が
エスカレートしている気も・・・?!
[3回シリーズ]
次回は、
この「発酵」の話を具体的に進めると同時に
人間の生き方にもふれたいと思います。
最近、何となく
夜になると音楽が
聞きたい気分になっています(笑い)
さて、今日も
自分らしく
素敵に顔晴りましょう(^^♪
今日も“ついてる”1日になりますよ!(^.^)
9月10日
ついてるレオさん
この記事へのトラックバック
コメントありがとうございます
素敵な縁に恵まれて
うれしいです
感謝しています(^.^)